旅行記めにゅ〜へ  


2001.4.2 春の散歩

 


 

 

ふとした思いつきから、私は電車に乗って西に向かった。オレンジと緑に塗られた電車、もう20年近く動きつづけている古い電車だが、昔から馴染み深い・・・。大井川を渡った先、金谷駅で下車し大井川鐵道に乗り換えます。

 

 

 

 

線路はやがて大井川と山々の間の狭い谷間に・・・。車窓からは雄大な大井川の流れが見下ろます。沿線の所々で桜や菜の花が美しい花を開いていました。

 

 

車窓から桜が素晴らしく美しい所が見えました。ここはいったい・・・。家山駅で下車します。

 

 

 

 

 

 

 

線路沿いを歩いていくと橋がかかっていました。橋を渡った所にカメラを構えた人たちが大勢いました。私もその中に加わります。その目的は?

 

 

 

 

 

 

そう、ここには現在では数少ない蒸気機関車が現役で走っているのです。C56−44号機+客車7両(+補助機関車E102)という堂々の編成。蒸気機関車の汽笛はそれだけでもかなり迫力が感じられるものです。そして少しずつ機関車の発する息吹が近づいてくるにつれて、私の鼓動も徐々に高まってきました。私は夢中でシャッターを切りました。左の写真はそんな1枚です。

 

 

 「さくら」号は美しい桜並木の下を駆け抜けて行きました。多くの人々に喜びをもたらしながら・・・。


 

 

撮影を終え、ひと段落。線路の左側には大きな広場がありました。

 

 

 

 

広場には多くの家族連れが集っていました。

 

 

 

 

 

私は地面に寝転んでみます。う〜ん、空気はきれいだし、きもちいい〜。

 

空は見渡す限り桜の花で覆われています。このきもちいい空・・・。なんだかほっとしてしまいました。この桜をみているとなんだか世の中の嫌な事とかそういうのを全て忘れられそうな気がしました。

気持ちいい〜。誰しもが笑顔で優しくなれそうです。なんだかしあわせです。

 

 

 

 

おしまい

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