ＳＬあそＢＯＹを見よう！！
２００２．７．３０〜８／１実行
特急有明に乗っていた私だったが、結局黒崎で下車する。只今１３：２５。１４：５０の快速で出発しなくては・・・。とりあえずはこの後行く本山支線の切符を買い、駅の中の食い物屋で軽く腹ごしらえをして駅構内を眺める。ED７６＋コキ１３車の編成が止まっている。あれぇ、前に来た時にはこんな列車なかったのに？ 以前は門司からの交番検査貨車を牽いた貨物がやってきてそれを解放しＤＥ１０だけ単機回送で発車していくという感じだったのだが、３月改正で変わったのだろうか？やがて、コキ車で何やらあやしい動きをしている係員を目撃する。見るとブレーキホースを切りエアーを抜いている感じだ。そうか、この列車は黒崎どまりだったのか。そうすると当然入換機が出てくるはず。ということで待ち伏せる。そして１３:５０頃・・・
三菱化学専用線からＤ３５３なる入換機がやってきた。そして八幡方で一旦停止。先程この列車を牽いて来たＥＤ７６が単機回送で発車して行った後、Ｄ３５３は八幡方のコキに連結しそのまま１３車を推進して三菱化学専用線内に入っていった。ゆっくりとしたスピードとはいえ、Ｄ３５３ってパワーあるんですねぇ〜。
しばらくして１４：２８頃、４１７２レが到着。
ＥＤ７６−５６＋タキ２９１１２＋タキ７５２１＋タキ２９００７＋タキ２９００９＋タキ２９１０３＋タキ２９０１３＋タキ２９００１＋タキ１５５４５４＋タキ１５５４７４＋コキ２００−６４＋コキ２００−９７＋コキ２００−１０１＋コキ２００〜１０２＋コキ２００−９６という編成。
タキ２９１１２からタキ２９００１までの７車が大牟田からの返却となる濃硝酸タンク車でこの黒崎で切り離しとなる。液化塩素なタキ５４５０形２車は延岡の旭化成への車である。後ろのコンテナ車は１車は空だったが残りの４車には海上コンテナが積載されていた。濃硝酸タキ７車の切り離し作業を見届けて、私は１４：５０発の快速に乗り込んだ。
さて、北九州の貨物ヤードはどうなっているのだろうか？ ・・・浜小倉駅はすっかりもぬけの殻状態であった。コンテナもなにもない・・・。小倉を過ぎて広がる東小倉ヤードには空コキ９車が留置されているのみであったがいくつかのレールは使用されている形跡が見え、どのような使い方なのかがよくわからないが継続使用されているらしい。そして北九州貨物ターミナル、発着線ホーム４本のうち３本に列車が入線しまたコンテナが多く積まれ活況を呈しているようだ。また今時珍しくなったトキ２５０００型トキ２９２３１や事業用らしきコンテナを積んだコキなど気になる貨車もわらわらといた。
門司で下関行きに乗り換え。４１５系４連。これまで３１３−２８５−ＴＥＣ７００−７８７、７８７−８１３とＪＲ化以降の新形式電車ばかり乗ってきたので今回の旅行の中では初めての国鉄時代形式だ。列車は発車してすぐ電気が切れ交直セクションを通過する。そしてどういうわけか上り線側に入り関門トンネルに入った。関門トンネル部分は単線並列とは聞いていたがそれを体感したのは初めてである。数分で難なく抜け下関へ到着。下関ではわずか３分の乗り継ぎ・・・・にも関わらず隣のホ−ムへ階段上り下りしなくてはならないのだった。これじゃ・・・沼津じゃん（笑） ギリギリセーフ。で、乗った１１５系がまたあやしい。１１３系クハと１１５系０番代ＭＭ'の編成で、しかもこの１１５系Ｍ１０９Ｍ'１２３ときたらバケットシート化されている。これは大当たりかも（笑）
さて、小野田に着き、小野田線に乗り換える。クモハ１２３〜４．このスーパーロングシートがなんとも気になる。そして雀田で待ちかねたクモハ４２００１とご対面なり〜。
クモハ４２が雀田駅を発車するその瞬間の写真なり〜。いやぁ、ミラーがすんごくいい感じなんだもの（笑） 列車はわずか２駅間を最高速度４５キロでゆったりと走りまもなく長門本山に到着した。この線路、途中で「雨１５」などという速度制限がある。線路保守の削減ということなんだろうけどなんだか中国地方の因見線南部とか姫新線の西側とかみたいだなぁ。
列車をのんびり眺めつつ・・・。しかしただこのままとんぼ帰りというのもつまらない。一度走行写真が欲しい・・・とはいえ時間はギリギリでこれ以上の延長をすると家に帰りつけなくなる。そこでひねり出した手段・・・。中間駅浜河内駅まで歩く・・・。そして・・・。
駅付近は若干ながらカーブがあり、そこを望遠３００ｍｍで狙ってみました。というわけで〜。
あとはわずか１区間ながら吊り掛け音を堪能し雀田に戻った。別れを惜しみつつクモハ１２３〜４に乗り小野田へと向かう。小野田からは１１５系で小郡へ。小郡からはひかり３８８号Ｒａｉｌｓｔａｒで新大阪まで。途中寝ていたせいもあって道中殆ど覚えていなかったりもする。新大阪では２０番線から２５番線まで一気に移動・・・。新幹線の３分乗り換えは正直焦るなぁ・・・。しかし三島行き最終なのだからしかたがない。・・・なんとか間に合った。そして延々と乗って２３：２８三島到着。ここからタクシーに乗り換え２３：５０頃無事帰宅したのでした・・・。
いやはや長い旅行でしたがいろん鉄分満載のかなり濃い旅行でありました。あ〜楽しかったぁ〜