撮影日記2004
2004.10.15〜16 SLやまぐちを追う!!(1)
この旅行、ここまで追いかけてきた貨物列車から一転今度は蒸気機関車C571を追いかけることに。SLやまぐち号は乗り2回、撮り1回と、まだまだ来訪回数は少ないほうだが果たして・・・。前回は大山路〜名草ー地福間〜地福発車、返しの津和野市街、長門峡と撮影してきたのですが、今回はじっくりと計画を組み前回と異なるポイントでの撮影計画を練っての出撃です。
さて、どうにか山口ICを下りて山口市内に入った段階で10:25。かなりぎりぎりなペースのような気がする。しかもこの10/16ダイヤ改正で運転時間が改正前よりも10分近く繰り上がったダイヤになっている。撮影予定地である仁保峠通過は11時過ぎ頃だろうか。せめて10分前にはポジションについていたい。車の流れは山口市内はやや重かったものの途中からすんなりと流れるようになり仁保峠には10:40頃に到着した。さてポジションを探そう。峠近くの踏切には家族連れ1組ともう1人が張っていて入る余地はなさそうだ。そこで少し宮野側に下ってみる。結局踏切から200mぐらい下側でカメラを構えることにする。そしてしばらくしてC571がやってきた。カーブの手前で空転の音がしたがそれでもドラフト音はしっかりと聞こえる。徐々に音が近くなり、ついにC571がカーブからその雄姿を現した!
久しぶりの山口線、この煙といい迫力が見たかったのだ。久しぶりのC571にどこか心臓の高鳴りを感じた。どこか充実感も感じる。客車からは乗客の子どもが手を振ってくれていた。列車通過後もちょっと興奮が残る。
ここから今度は長門峡へ。ここは定番地だけあって撮影する方も多く10数人いた。といってもここは私にとっては初めての場所だ。まずはベーシックに狙ってみよう。時間がなかったので1アングルで即構えたが、角度が変わればまた違った写真になるような気がした。さて、
またしてもなかなかの煙。だからこそ定番なのかな。なんともほっとする。
次はまたもや定番といわれる徳佐のカーブへ。ただ徐々に風が出てきたようだ・・・。
煙が手前側に流れてきて客車を隠してしまう・・・・。ついでに書くなら200mmでなく300mm使ったほうがよかったか? ううう・・・。いずれリベンジしたるぅ〜。
かくして行きの95521レの撮影終了。津和野市内に入る途中で国民宿舎青野山荘にあるD51194を見に行く。ただこの国民宿舎、廃業したようで人気が全くない。機関車はどうなのか・・・。
既に荒廃が進んでいるような状態、錆が浮き出ていてボロボロ・・・。悲しいが、このまま廃れるのみか・・・。