2005夏、秩父路を訪れる(その4) 2005.7.24

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 長瀞の鉄橋の撮影が終わった後、今度は親鼻駅に向かうことにします。上長瀞-親鼻間も1.6km。歩けなくもない距離なんですね。影森−浦山口も1.4km。さすがに波久礼−樋口は4.4kmで大変ですが。ちなみにこの路線での最長駅間距離は熊谷−持田4.8km、最短駅間距離は御花畑−秩父0.7kmです(三ヶ尻線は除外)。

で、親鼻駅の写真。右が駅舎なのですがなぜか左に向かう通路が・・・。どうやらここも普通の踏み切り扱いになっているようですねぇ・・・。右側も駅舎を通らずに出られるようなのですが・・・。なんとも不思議な感じです。

さてここから3駅行って大野原駅で下車。線路沿いにてくてく歩いていきます。しばらくすると線路が敷かれていない高架橋が立ち上がり、平面部においても線路が多数分かれます。ここが武州原谷駅です。

 

東側に線路に沿って歩ける道があるのでそこを歩いてみましょう。線路の反対側はセメント工場そのものでしてとにかく巨大な工場設備です。側線も写真を見ていただいた通りの線路の多さ。貨車はこの写真では見えない北側(写真でいうと奥の方向)に多数集結しており数が数えられないほどのセメント車が留置されていました。線路沿いに歩いていくと武州原谷駅の駅舎(写真下段左)があります。しかしその先は運輸会社の敷地内ですので入ることはできません。運輸会社の構内にもスム4000のダルマがあったりするんですが。そこから公道でとにかく線路に近いところを歩き回りましたが駅の構内が見られる場所はありませんでした。1箇所だけ貨車を撮れた位ですか。この駅にも鉱石輸送のヲキ・ヲキフ編成がいましたが、この駅では積む方なのか降ろすほうなのかいまいちよく分かりませんでした。まぁこの駅始発で三ヶ尻駅に行くってことは積んでるのかもしれませんね。

 

セメント貨車はホキ5700、タキ1900、タキ12200の3形式がいました。大半はチチブセメント武州原谷駅常備なのですが、中には明星セメント糸魚川駅常備車、日本セメント高麗川駅常備車が移籍してきたものもおりました。ヲキフもこうやって見るとなかなかカッコイイ貨車に思えてきます。ちなみに今は車掌さんの乗務はしていないようです。またヲキとは積載可能重量の違いはないようです(いずれも35t)。

 

さて夕方ということもあり大分暗くなってきました。さてこの日最後の撮影は長瀞駅付近で貨物列車を迎え撃つことにします。大野原駅から電車に乗り長瀞駅へ。この後三ヶ尻行きが1本来るのですが、撮影ポイントを探している最中に列車が来てしまいあえなく失敗。その後の急行列車はどうにか撮影に成功しました。そして最後に下りを1本・・・。

というわけでこの日の撮影は終了となりました。さすがに暗くなりましたしい函南まで帰らなくてはならないぞと。というわけで上り列車に乗りました。が、一旦羽生まで乗りとおします。これで秩父鉄道乗り潰し完了となりました・・・。羽生に着いた頃には辺りは完全に真っ暗になってしまいました。再び熊谷まで戻り、湘南新宿ラインに乗り換えます。奮発してグリーン車。青春18きっぷでグリーン車というのは以前はグリーン券を買ってもダメでしたが、現在はグリーン券があればOKとなりました。これはなかなかいいことです。G車も窓際はほとんど埋まっていました。階下席に1席だけ窓際の空きがあるのを確認して座ります。席の上にランプがついており、当然赤。切符を確認後、青になりました。この後はうとうとしながら・・・。気がつけば新宿あたりでした。この後国府津まで乗り通し、国府津で沼津行きに乗り継ぎます。そのまま函南へ。函南駅から自転車で行き家に着いた頃には午前0時を回っていました。

というわけで、長く、なかなか充実した1日は終わりました。

 


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