JR貨物富士駅(1) 2005.8.30
2005.8.30、この日は富士駅の日常を11時間に渡って密着してみました。普段貨物列車を撮影されている皆様、その貨物の内容や編成の組成について関心をもたれたことはありますでしょうか? この日は富士駅からの貨物について観察してみました。どうぞ、ご覧くださいませ。
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この日、朝早く家を出て富士駅に向かいました。途中、三島駅にてこの日の3362レ連結車両を確認(15800×3、35000×6)。下り列車に乗ります。沼津駅にて少々の時間を利用しこの日の1750レを確認します。
DE10-1522
コキ105-44 空車
コキ105-43 空車
コキ53073 W18D×4、18D×1
コキ51249 30A×1、U46A×1(日通)
コキ51514 19G×1、19D×1、UT20A-5000×1
コキ52432 19D×2、UT9A-5000×1
コキ50869 19D×2、UT9A-5000×1
コキ51862 空車
前のコキ105はいつも空車で到着します。その後ろの50000は8車あったり7車あったり見るたびに両数が異なる気がするのですが・・・。
下り側側線にはテレフタル酸UT20A-8000を積んだコキが4両待機しています(1093レ連結)。
さて、冨士へ向かいましょう。富士駅に到着したのは8:26、列車を下りるとともに、DE10が下り2番線を7番に向かっていきました。
この日の入換機はDE10-1586でした。また、吉原に回送されるDE10-1727が下り1番に待機していました。
DE10-1586は下7番から3番に入りコキ5車と連結します。
富士駅の配線図です。
8:26時点での初期配置
下3 コキ×5 下5 ワム×5(交番検査・静岡貨物行) 下6 上り方よりワム×10 離れてワム×7
上5 コキ×1 上7 コキ×4 上10 タキ14731+ワム×5 上17 ワム×10 上18 コキ106-158+コキ28353
上20 チキ7054+チキ7124+チキ7094+チキ7011+チ1076+チ1036+チ1032+チ1121
富士駅に発着する貨物列車の時刻
下り
11:03 1093レ(冨士止まり)
14:02 5093レ(冨士始発)
16:00-16:48 2073レ
17:07-17:35 3171レ
17:40-18:11 3461レ
18:53 1751レ(冨士止まり)
19:26 5091レ(冨士始発)
上り
10:47-11:11 5090レ
11:47-12:27 462レ〜3362レ
1725 3170レ(冨士止まり)
それと同じ頃(8:36)、今度は日本製紙専用線からDBG25がコキ3車を牽いて授受線にやってきました。
DBG25は授受線にコキ3車を置き、今度は下6番のワム×10に連結し奥側の授受線まで持っていきます。ワムを切り離し今度は先ほどのコキ3車と連結しコキ3車を下6番に押し込みます。そして先程留置したワム車の列に後ろから連結し、そのまま推進して専用線内に戻っていきました。
さてと、この作業を眺めている間に、DE10は上り引上げ2番線に入り、上6番にコキ1を置き、コキ4を上7番のコキ4と連結して留置します。それから上10番のタキ1ワム5の列と連結し、このうち最後尾のワム1を残して上9に移動し留置。DE10は単機で上引上2番から下3番へと移動しエンジンを止めました。この時点で9時です。
ちなみに吉原に行くDE10-1727は8:55に下1番を出発していきました・・・。
関連画像:下の写真は9/7に撮影した日本製紙引込み線末端部の写真です。右の踏み切りは公道です。こんなところで休んでいるんですね。日本製紙にはもう1両凸型の機関車がいます。