晩秋の大井川鐵道撮影記 2005.11.26 (その2)
※このページの画像はダブルクリックすると幅640の大きな画像が別ウィンドウに表示されます。
田野口で1001レを撮り終えた後は、南に下り、笹間川へと向かいました。吊り橋を渡り河原の撮影場所へ行くと既に10数人がカメラを構えスタンバイしています。少し離れたところの空スペースに陣取ります。ただ、この場所、思いっきり日陰なんですよね。多数の人が構えているポジションだと左の崖に生えている紅葉した木も入るのですが、日陰っているのは・・・。おまけに少し離れているだけに入れにくい。ということで左の紅葉した木は切り捨て水鏡に絞ります。そして列車がやってきました。
んん〜〜。狙い通り(^_^)
さすがにこの場所からだと追いかけはいささか無理があります。というわけで次の狙いは101レ、場所は家山川です。堤防をよく見ると紅葉した木がありましたのでそれを絡めてみます。鉄橋の下に生えているススキもいい感じになってきてますね。
さてここから追いかけます。しかし車の流れはあまり速くありません。塩郷の辺りで101レと並走状態になります。よくよく見ると前の方で101レと並走している車があるようです。これを追い抜こうとした車と接触しかけるし・・・。正直言ってかなり危険・・・。見たいのは分かるのですが、車の流れを妨げるのは交通ルール上危険行為です。一旦ハザードを出して停車して抜かさせるべきだと思うのですが・・・。その車、後方からクラクションを浴びたのと並走区間が終わったためか、横郷から先は普通の走りに・・・(^^;) 最初からそうしてろよ・・・。そうなこんなで駿河徳山を通り過ぎたのですが、私、1つ忘れていました。この国道362号の駿河徳山−崎平の狭い区間はこの観光シーズンには片側交互通行にしているのです。それに引っ掛かって6分ロス・・・。その間に101レは走り去ってしまいました。これなら駿河徳山から狭い県道に抜けるべきだったなぁと。
本来、予定では第3橋梁を狙っていました。が、ぽしゃ・・・。とりあえず行ってみます。確か千頭13:15発で1本折り返してくるはず・・・・。・・・・・待てども待てどもきません・・・。私としたことがダイヤを勘違いしていました。13:15発というのは以前のダイヤでして、今のダイヤは14〜15時台に下りてくるダイヤになっていたのです。まぁ勘違いして何も撮らないのは癪なので、普通列車を1本だけ撮る事にします。河川敷、昔この場所を訪れたときは水溜りがあり紅葉・水鏡とWの絡みが狙えたのですが、その時は雲で日が隠れてしまったという苦い失敗があります。そのリベンジを狙ったのですが、今回、水溜りそのものがありませんでした(涙) おまけに雲が増えて日が差さなくなってしまっています。ううううう・・・。とりあえず撮ってみたのはこんな感じ・・・。
再度リベンジが必要ですな・・・。
笹間渡まで下り、昼食にします。食事を終えて第1橋梁まで来ると撮影者が5人ほど。4人は駐車場脇の真っ赤に紅葉した木を手前に配置して北向きの構図、1人は鉄橋向き(南向き)に別の低いもみじの木を手前に配しての構図・・・。私は後者と同じように構えました。空はどんよりと曇り光はほとんどありません。
・・・光があればなぁ・・・。 本音としては逆光ギラリを考えていたのですがハズレ・・・。
次の列車は抜里にします。ここもどちらかというと逆光ギラリ狙いなんですが・・・・。
暗い・・・・。
というわけで、もう1本の下りは撮影を断念し、ここで帰ることとなりました。
今回の撮影行、前半は天候にも恵まれ満足な状態でしたが、午後の曇りには泣かされた一日でした。最後、同行の方を富士駅に送り届け、家に着いたのは午後7時。疲れましたがなかなかいい撮影行だったと思います。お疲れ様でした〜。