撮影日記2006 春のさった峠2006.3.18

 

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2006.3.18ダイヤ改正の日はすっきりとした晴天の日でした(ただし午前中のみ)。これ見よがしとばかりにこの日は由比ー興津間のさった峠(「さっ」は薩摩の「薩」、「た」は「土」偏に「垂」と書くらしいが字の出し方が分からないのでここではひらがな表記とします。)に登ってきました。

早朝朝5時40分に家を出て、徒歩35分、函南駅にたどり着き423Mに乗車。115系6連と思っていたら113系8連でいきなりびっくり。ダイヤ改正してもそう大した違いはあるまい、と思っていただけに意外でした。この列車で由比駅まで行き下車(7:12)。ここからてくてくと歩いていきます。線路より山側の狭い道を進んでいきます。所々にいかにも古そうなたたずまいの建物があったり見所もありそうな通りです。やがて、集落が途切れるところまでやってきました。ここまで30分。ここに踏切があります。その踏切で「はやぶさ冨士」を撮影します。

さて、この踏切の少し手前に急坂で上っていく道路があります。今度はこちらを上っていきます。あっという間に東海道線や国道1号線ははるか下になってしまいました。踏切から更に歩くこと30分でようやく さった峠に到着です。

ふじかわ2号のようです。

1931Mは115系6連。この画像では分かりにくいですがS8編成です。左下に何気なくミカンが植わっていました。

横長の構図にて。

貨物列車(5083レ)が通過します。

ここまで撮影し、一段落つけて駅に戻ることにしました。行きがけに「ここはよさげだなぁ〜」とチェックしたところで足を止めながらの帰り道です。

今までは富士山方向ばかり見てきましたが、この写真は清水方向を向いた写真です。東名高速のトンネル坑口の真上の辺りに先程撮影していた展望台が見えます。この道路&線路のうねうね感がどことなくいいような。遠くには清水港も見えます。

 このあたり、道路に沿ってミカン畑が広がっています。ミカン畑というと、農家の方が使うモノレールみたいな軌道があちこちに張り渡されているわけで。これがまたとんでもない急勾配でして・・・。一度試しに乗ってみたい気もするのですがまぁそんな機会はないでしょうねぇ・・・。このミカン山モノレールにもバリエーションがあるようで、レールについているギザギザが上付きのもの、下付きのものがあったり、その形が異なるものとか、レールのバリエーションを見るとざっと5種類ぐらいあったような気がします。また所々に分岐している箇所があったり、道路を横切る箇所(普段はもちろんレールをつけておらず、使うときだけ付けられるようにしてある)なんかもあり、これはこれで興味をそそられます。

延々と歩き、ようやく集落の中へ。これまた行きがけにチェックしたのですが途中、線路を見下ろして撮影できる箇所があります。ここには桜の木まであったりしましてもう少ししたら桜・列車・富士山と3拍子揃った絵が撮れるかもしれませんね。

写真は751M。「どうせこの時間だから長くて6両ぐらいだろう」とたかをくぐっていたら来たのは9両の長い編成でした。

もう少しゆっくりしたい気もするのですが時間の関係で由比駅に向かいます。なんとか432Mに間に合いました。吉原にて3363レを迎い撃ちます。

3363レはEF65-1092+タキ19551+タキ7548+タキ10450+タキ29123+タキ14731+タキ14730+鵜殿コキ×7両という編成で到着。この後、下り4番線に留置されていたコキ4両を連結します。このコキ4両、W18Dといった産業廃棄物専用指定のコンテナが満載でした。

この後、静岡に行きインターネットカフェでしばしの休息を取り、書店で「JR貨物時刻表」を購入します。午後2時頃ともなると空は掻き曇り、雨が降り出してきました。1436発771Mで金谷に向かいます。


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