新潟からのワム8列車を追いかけて・・・(1) 2009.5.22

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ここ数年の車扱貨物輸送の縮小に伴い、全国各地を走る貨物列車はその大半がコンテナ輸送となり車扱いとして残るのは石油輸送やごく一部だけとなりました。石油でない車扱い輸送を上げるとこんな感じでしょうか^^

扇町−秩父鉄道三ヶ尻 石炭 ホキ10000形式
福島臨海鉄道宮下−安中 亜鉛焼鉱 タキ15600・トキ25000形式
三岐鉄道東藤原−四日市 セメント タキ1900形式
三岐鉄道東藤原−衣浦臨海鉄道碧南市 炭酸カルシウム/フライアッシュ ホキ1000形式
西濃鉄道乙女坂−名古屋臨海鉄道新日鐵 石灰石 ホキ9500形式
美祢−岡見 炭酸カルシウム/フライアッシュ タキ1100形式
黒崎−西浜松他 レール チキ5500形式
岳南鉄道比奈・吉原・富士→梅田・新座  紙 ワム80000形式
春日井−新座 紙 ワム80000形式
焼島−隅田川 紙 ワム80000形式

(重安−宇部岬の石灰石輸送、黒崎−大牟田の濃硝酸輸送、南延岡−大牟田の液化塩素は2009年度中に廃止が決まっているようでこのリストからは除外しました。また岩手開発鉄道・秩父鉄道の線内貨物輸送、各旅客鉄道会社の配給列車も除外しました)

いまやこれだけになってしまったんですね〜^^ 寂しいものです。石油もない地域ですとそれこそ車扱は全くなくコンテナ列車しかない、というところもあるわけで。まぁ貨物列車が全くない県も徳島・高知・奈良・和歌山・長崎・沖縄とあるわけですが(ORSは除外)。

 そんな次第でここ数年の私は上のリストアップされた貨物輸送を中心に追いかけている次第であります^^
今回は焼島駅からの紙輸送列車を紹介します^^(といいながら115系もかなり載せてますがw)


ということで5/21 仕事が終わった後その足で新潟に向かいました。途中のサービスエリアで仮眠を取り、その後も関越自動車道をまっしぐら。朝7時前に新潟駅前の駐車場に車を置きます。まずは入場券で新潟駅に入り駅や列車の様子を観察します。

115系がうじゃうじゃ^^

こちらは新車、キハE120。

こちらの115系、2連のS編成、3連のN編成、4連のL編成があります。

越後線からの列車。朝の通勤時間帯だけに非常に多くのお客さんが列車から降りてきます。

こちらはE127系に485系北越の並び

あれこれと眺めつつ、適当な時間で駅を出ててくてくと歩きます。

沼垂へ向かう貨物線。(県道より上沼垂信号所向きに撮影)草にまみれてはおらず枕木も交換はしている様子。しかし現在この線路に列車はきません。

約20分程度で県道と貨物線の立体交差付近に到達します。背後には北越製紙の工場がどーんと建っています。この時間帯交通量が多く渋滞気味。また時折大型トラックやISOタンクコンテナを積んだトレーラーが北越製紙の工場に入っていきました。3往復設定されている列車の1本目はおおよそ9時頃です。それまではのんびりと列車を待ちます。(歩道があるので危険はありません)

そして、列車がやってきました。

DE10-1153+ワム32車の堂々とした編成^^富士・吉原界隈でDE10が入換で引っ張るのはせいぜい20車程度^^32車はなかなか長いですね^^ 

すぐに移動し、焼島駅に向かいます。

ずらずらずら^^

茶色も2車ついていました。

以下が焼島駅の配線図です。工場内はさすがに分かりませんが見える範囲内で^^

いったん引上げ後、北越製紙専用線側に転線してきます。まずは20車を留置します。

その20車を取りにスイッチャーがやってきました。すぐに引き上げて行きます。

その後、DE10は残りの12車を置きます。しばらくしてスイッチャーが隣の線から出てきました。

先程の12車と今度は後ろから連結。推進で工場内にもっていきます。

よくよくみると突放してますね^^

入換作業が終わり休憩モードのDE10−1153 アイドリング状態でした^^

入換作業が一段落です^^ DE10がいるのみでがらんどうな駅構内^^

焼島駅の駅本屋です。

こちらは昨年新設されたコンテナ線です。このポイントを右に行く線路は東新潟港に通じていた線路ですが、引上げ線として使われている部分より先は廃線同然になっているようですね。

この後は一旦焼島駅を離れ徒歩で新潟駅に戻りました。県道を走るバスもあるのですが徒歩のほうが気楽な私^^


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