東海道線前面展望 静岡−焼津


配線図・前面展望メニューへ


静岡発車

静岡駅下り本線出発信号

西側には15両対応の留置線が4本ある。

留置線が終わると上下線がまとまる。一瞬右側に
高架ながら使われていない空間があるが昭和54年の
高架化の際に地上線を付け替えた場所だろうか?
※追記 昭和54年高架化以前、ここからスロープで地平駅に
下ったいたそうです。なおここから安倍川橋梁までは
昭和40年代には既に高架化されていた区間のようです。
(情報提供、ありがとうございます)
またこの先で新幹線と少し間隔が開くが、新幹線を
斜めにくぐるトンネルが1つ設置されており
安倍川堤防沿いの工場までの引込み線が延びていました。

安倍川を渡る。右には国道1号、左には新幹線が並行する。

 

安倍川を渡り終えると電力関連の訓練用架線が左側に見える。
更に少し進むと地平に下り新幹線をくぐる。

新幹線をくぐった後は直線で安倍川駅に滑り込む。

安倍川  東京基準184.5km 駅間4.3km

安倍川駅発車後もしばらくは直線が続く。

東名高速・国道150号線をくぐる。この左手前に巴川製紙の工場があり
そこに敷かれていた引込み線の廃線跡も見られる。

右にカーブする。右の空間は前述の引込み線の廃線跡。

カーブが終わると用宗駅に突入する。

用宗 東京起点186.6km 駅間2.1km

用宗駅を出るとすぐに左カーブ。山が迫ってくる。
新幹線は直線で短いトンネルに入りその後すぐに
日本坂トンネル(2174m)に入る。かつて東海道線が
日本坂トンネルを使っていた時期がありその時に使われていた
接続用の廃線跡がこのカーブの途中で分岐している。

石部トンネル。かつて東海道線は海岸線沿いを走り
旧石部トンネルを抜け明かり区間を挟んで磯浜トンネルに
入り現在の西坑口に繋がっていたらしい。
その旧ルートは海岸の浸食が激しく現在は原形をとどめていない。
その後、弾丸列車計画の際に掘られた日本坂トンネル
(現在は新幹線が利用)を使って運転していた、
現在の石部トンネルは新幹線建設に伴い、昭和37年に
旧石部トンネルと旧磯浜トンネルをつなぎ合わせて1本にしたものである。

トンネルを抜けるとすぐに左カーブする。写真中央奥の背の高い倉庫
らしき建物のあるところが日本坂トンネルからの廃線跡だった場所。

カーブが終わると直線区間に入る。
築堤の土手に菜の花が咲き、右側には桜の木も。

右側にはサッポロビール静岡工場が見える。かつては
この工場にも引込み線が繋がっていた。

瀬田川を渡る。右側の緑の橋はかつての
サッポロビール引込み線を遊歩道化したもの。

焼津駅構内に入る。かつては冷蔵車などの貨車が
多くたむろしていた駅構内だったが・・・。

焼津駅 東京起点193.7km 駅間7.1km


次(焼津−島田)へ  このページのトップに戻る