御殿場線の桜を追う〜2005 (4/10の部)
4月10日、この日は山北に出掛けてきました。朝7時20分に到着し山北の桜トンネルへ・・・。しかしこの日は状況が違った。この時間にして狙い目の場所には三脚の山、山。中でも一番の見所である西側の跨線橋では既に20人以上がカメラを持ち待機している・・・。橋の上には高い三脚でフェンス越しに列車を狙っている人も・・・。インターネットの情報筋ではこの日ミステリートレインが走るという情報が出回っており、それが廃車間近なユーロライナーとあっては人気が出るのも無理がないことでしょう。
上:山北鉄道公園に保存されているD5270
というわけで、この場所を離れ西側のトンネル入り口の上を目指す。このトンネルの上に1本の桜の木があり、その木がかなり見事だったのだ。この木を絡めて撮る方法はあるだろうか・・・。
さて、ガードレールから下を眺めると・・・。
逆光気味なのが辛いところだが、なんとか撮れそうな気が・・・。
そんなわけでこの日はこのポイントでとことん粘ることにしました。いかんせんほかに誰もいないし。下はおそらく人が多すぎて殺伐としているんだろうなぁ〜と思いつつ、こちらはのんびりそのものです。
桜の木の下から・・・。通信ケーブルが気になるアングルではあります
電車が完全に脇役に成り下がってます(笑)
10時を過ぎて、撮影者がもう一人・・・。それでも2人しかいないのんびりポイントです。
この日の2538G〜2547Gは211系を連結し4両編成で運転されていました。
天気予報では天気が崩れるという予想だったものの、天気は快晴。もう一人の方とのんびり話をしながら時間が経つのを待ちます。
11時になり、下のほうからなにやら物音が・・・。どうやら桜トンネルの撮影者で掘割の中に入っている人間を排除しようという警察orJR関係者の警告だったようです。こりゃ混乱ありそうな気が・・・。そうこうしている間に、一人の方がこちらにやってきました。その方は下から逃れてきたそうで・・・。その方を見ているとなにやら800mmの超望遠レンズを持ち出して・・・・。何でも山北駅からさらに東側の直線を狙えないかと見ていたようだが、架線柱が邪魔で絵にならないとの談。
前を走るあさぎり3号が通過し、メインとなるミステリー列車までいよいよ残り30分。朝8時から張り込んでいましたが、あと少し。
2551Mが通過してしばらくしてついにユーロが現れました。
メインの列車が通過したら今日のここでの撮影は終了〜。二人の方に挨拶をして別れる。谷峨を過ぎたあたりから急に天気がかき曇り、怪しい天気になってきた。この後、沼津までユーロを追いかけたものの、フィルム切れを失念していたため撮影に失敗・・・。
その後、裾野駅へ立ち寄るが、天気は相変わらずよくない。
そんなこんだでこの日の桜撮影は終わりました・・・。