タンク車のページ#3 タキ10000〜編
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タキ14700
液化酸化エチレン30トン車。現在は神奈川臨海鉄道浮島町(日本触媒)−名古屋臨海鉄道東港(三洋化成)と、関西本線塩浜(三菱化学)−東港で運用される。平成に入ってからも製造された数少ない形式で、現在18両が在籍する。所有者は日触物流・日本石油輸送(株)・三菱化学物流である。
2004.3.5 タキ14723 吉原 | 2000.10.14 タキ14725 笠寺 | 2005.5.31 タキ14731 吉原 |
2000.11.29 タキ14734 吉原 この頃は(株)日本触媒だった |
2004.3.5 タキ14734 吉原 いつの間にか日触物流になっている。 |
2004.3.5 タキ14734 吉原 色あせると白っぽい・・・。 |
エチレングリコール35トン車。現在は神奈川臨海鉄道浮島町(日本触媒)−(吉原)−三島(東レ)の輸送が唯一のものとなってしまった。タキ6600ともども使用される。現在残り5両で、15814-15816は(株)日本触媒、15819,15820は日本石油輸送(株)が所有する。以前は三井物産所有の黒い15800も出入りしていたものだが、既に廃車されている。
2000.5.24 タキ15815 吉原 | 2001.2.26 タキ15816 三島 | 2000.5.24 タキ15820 吉原 |
2001.2.26 タキ15823 三島 | 2001.9.7 タキ15814 吉原 | 2005.11.10 タキ15819 三島 |
2005.11.10 タキ15814 三島 | 2005.11.10 タキ15815 三島 | 2005.11.10 タキ15820 三島 |
タキ19550
液化イソブチレン25トン車。台枠寸法で16.9mもある大型タンク車。19550,19551の2両が製作されたが、現在は平成5年製造の19551ただ1両のみとなっている。現在は川崎貨物−伏木間で運用されている。
ガソリン専用35トン車。タキ9900、タキ17000などの後継型として製作されたタンク車で全国広範囲で使用されている。ガソリン・軽油・灯油のほか、臨時種別変更でA重油・潤滑油など使用用途は幅広い。
タキ43000の石油類版で、比重が重い重油などの積載を想定しているためタキ43000よりもタンク体がやや短めめになっている。静岡県内で見かけるのは根岸−三島間C重油輸送によるものである。他地域では根岸・四日市・末広町・浜川崎・浜五井・仙台北港・本輪西といった石油コンビナートの最寄り駅をベースに運用されている。
タキ35000の石油類版で、比重が重い重油などの積載を想定しているためタキ35000よりもタンク体がやや短めめになっている。静岡県内で見かけるのは末広町−三島間A重油輸送によるものである。他地域では四日市−石山や関東−新潟方面などがあるが、多くの場合タキ35000の臨時種別変更で代用できることもあり急激に数を減らしつつある。