保線機械の部屋(牽引モーターカー関連)

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・始めに

このページでは普段あまりなじみのない保線機械について取り上げてみます。(ただし静岡県内のJR在来線・新幹線に取り扱い対象を限らせていただきます)

 鉄道趣味の中でも保線機械はかなりマイナーな分野であまりお目にかかる機会がありません。どうしてマイナーなのかを考えると(1)非営業用車両(機械)なので馴染みが少ない、また普段動いているのを見掛けない。(2)鉄道専門誌などでも取り上げられることが少なく参考資料がないに等しい。 ・・・といった理由が考えられます。それは仕方のないことなのですが、保線の仕事というのは昼間の運転を支えている大切な裏方さんなのです。日中、線路には列車が通る度に振動や重みなどの圧力がかかり、軌道を傷めます。それを放置しておくと乗りこごちが悪くなるなどの弊害から始まり最悪の場合事故を起こすことも考えられます。そこで定期的に傷んだ軌道を修復することによって列車運行の安全性を守っているのです。

 この保守作業にもいろいろな工程があり、バラスト突き固め、バラスト更換、道床整形・締め固め、レール交換、レール削正、といった段取りがあります。それぞれ用いる機械も異なります。このコーナーでは静岡県内(JR東海)で活躍する保線機械について取り上げてみたいと思います。

なお、保線機械だけに参考となる本がほとんどありません。ここではネコ・パブリッシング社より発行されている「RM増刊・トワイライトゾーンマニュアル5〜9」を数少ない参考資料として活用し勉強させていただきました。もしかすると文中に間違い等あるかもしれませんが、もしありましたらご指導頂けるとありがたいです。


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※一部、小型(幅225ピクセル)の写真を使用しているものについてはダブルクリックすると大型の写真が別窓にて表示されます。


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レール・バラスト・枕木などを現場に運ぶためのトロッコを牽引する機械である。

TMC−200モーターカー

昔からいる牽引車である。かつては各所にいたこのタイプも廃車進行中。
H19.5月現在確認できるのは沼津・草薙程度である。
函南は4月までは健在だったもののその後に廃車になった可能性大。
草薙のは5月現在使用されていないものの健在(青との混色)。
高塚のはH18.12現在健在だったがその後確認が取れていない。

駿河小山駅にて撮影(御殿場工務区 H18.6以前に廃車済み)

後部にはクレーンがついている。

TMC−400C

富士重工製の新型モーターカーである。

下土狩駅にて撮影

 

堀川工機MD-H180A(?) ※写真は2007.5.20撮影
※写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

2006.12に導入されたモーターカー。草薙駅に常備されている。

 

 

TMC-400NC

新潟トランシス製モーターカーで平成16年に富士保線区に導入された。吉原駅にて撮影

 

 

MCR-4


※写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

紀伊長島工務区配置のものと思われる(2006.8.26 紀勢線大泊駅にて撮影)。
耐寒耐雪装備がものものしいが、高山線あたりから転属してきたものだろうか?

 

MCR400系統の謎の機械(知識不足でなんだか全然分かりません・・・ごめんなさい)

   

2007.3.3 函南駅にて撮影(ダブルクリックで大きな画像を表示します)

いかんせん遠距離からの撮影のため製造銘板などが確認できず
メーカー・形式も分からないが、平成19年4月頃の新車と思われる。
山側のみに大型の歯車がついているがどうも
バラスト交換車
古いバラストを掻き出す爪を入れる前にバラストを崩して入れやすくするものらしい。

 


軌陸車  

最近では道路を走るダンプやパワーショベルに線路上を走れる装置を追加した車両も広く使われるようになった。

焼津駅で見かけたベンツ製軌陸車、ウニモグ。コンプレッサーやらものものしい装備である(笑)
三島・浜松にも同型がいる。右は身延工務区のバラスト積みトロ。

三島のウニモグ。チキ5200と連結した状態である。H18.6.10
山北駅で見かけたウニモグ。高所作業用のように見える。トンネル内の点検作業用だろうか・・・。H18.6.10

 

ここから3枚は裾野駅で見かけた架線工事用と思われる軌陸車である。

既に解説できません(汗)

 

PC50UU−2 型というパワーショベルです。レンタルのニッケンの所有でN−1915という番号がついています。パワーショベル系統は一般のオプションのアタッチメントをつければレールに対応できるようで一般用ショベル同様に多くの種類が出回っているようです。

前から見たところ


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